

★最強のコラボ! 新玉ねぎのツナマヨ&とろ~りチーズ


①知ってて絶対損しない玉ねぎの豆知識
タマネギは古代エジプトでは【強壮剤】として栽培されていました。
これはタマネギに含まれる「硫化アリル」がビタミンB1の吸収を助け、
疲労回復に効果がある他、精神安定や不眠症にも効き目があるためです。
ちなみに、タマネギを切った時に目にしみるのも、
この硫化アリルが原因です。
タマネギのピリっとした刺激は胃液の分泌を良くし、
食欲増進にも役立ちます。
この他、血栓を予防したり、悪玉コレステロールを抑える働きや、
血糖値を下げる働きもあり、
脳卒中、心筋梗塞、糖尿病の予防に効果があります。
ヨーロッパでは、風邪や下痢どめとしても利用され、
漢方ではセキ止めや、タン切りにも使われます。
★選び方のポイント
玉ねぎを選ぶときのポイントを
以下にまとめましたので参考にしてください。
★球形に近い
★皮に傷がない
★芽や出てなくて根が長すぎないもの
★首の部分が細くてしまりがある
★ずっしりと重みがある
ざっくりですが、
このポイントを押さえておけば大丈夫です。
ちなみに、
今回のレシピの目玉である新たまねぎは
独特の甘みとみずみずしさが特徴で、
辛みも控えめなので、生食にもむいています。
収穫後に乾燥させずにすぐに出荷されます。
皮がよく乾いたものを選び
2、3日で使い切るようにしましょう。
★ナイスな保存方法と下処理
玉ねぎはビタミンやミネラルなどの栄養価も高く、
さまざまな料理に利用できます。
食べては美味しいですが調理の時が大変…
その涙を出させる成分が、細胞に含まれている
【アレルプロピオン】という物質です。
この物質は、もともと非常に蒸発しやすいので、
切ったとき細胞が壊され空気中に飛び散るのです。
ですから、涙を出させないようにするには、
この物質が飛び散らないようにすればいいのです。
その為に方法はいくつかありますが、
一番いいのは、
タマネギをあらかじめ冷蔵庫に入れて冷やしておくのです。
アレルプロピオンは低温の状態では蒸発しにくくなるためです。
そして、切れ味のよい包丁で手早く切るがポイントです。
さらに、その後すぐに水の入ったボールに入れます。
保存に関してですが
玉ねぎは常温で長期保存できるのが特徴です。
日陰の風通しのいい場所につるしたり、
かごにいれておけば、2ヶ月ほど保存が効きます。
冬場は冷蔵庫の保存で1ヶ月ほど保存OKです。
②ココがすごい! 玉ねぎの成分がもつ健康効果
1)硫化アリル
硫化アリルはビタミンB1の吸収を高める効能があり、
新陳代謝を活発にし、疲労回復の効能があります。
ちなみに、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える効果、
脳や神経の機能を維持する効能、
夏バテ対策にも有効な栄養素です。
ビタミンB1と硫化アリルを同時に摂取することで、
硫化アリルがビタミンB1の吸収をさらに高めてくれます。
しかも、硫化アリルは血液をサラサラにして
血栓を予防する効能が期待できます。
よく、玉ねぎを食べると
血液がサラサラになると言われます。
その正体は硫化アリルだったんですね。
また、血栓を予防することから、
動脈硬化や高血圧、脳梗塞など、
血管系の病気の予防に役立ちます。
2)ケルセチン
ケルセチンはポリフェノールに分類される栄養成分の一種で、
抗酸化作用を持ち、活性酸素を取り除く働きがあります。
玉ねぎの皮に多く含まれているのが特徴です。
ケルセチンは血管をしなやかにする働きがあり、
血流を改善する効果、
コレステロールを下げる効果があります。
玉ねぎは血管や血流を健康に保つ効果もあり、
血管系の病気に強い野菜であることが分かります。
ケルセチンは他にも、血糖値の上昇を抑える効果、
関節痛やアレルギー症状を緩和させる効能もあります。